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トタンには注意?横葺き屋根の特徴とおすすめ素材を解説します!
2023-01-16
屋根は見えにくいものの、外観の印象を決める部分であり、家の機能性も決める部分でもあります。
屋根の工法は、屋根のデザイン性も機能性も決めるので注意して選びたいものです。
また素材も、工法に合わせたものを選ばなければ、せっかくの機能性が落ちてしまう恐れもあります。
そこで今回は、屋根工法の1種である横葺き屋根の特徴と素材選びを解説します。
「トタン屋根」にのみ馴染みがある方は、要チェックです。

□横葺き屋根の特徴

横葺き屋根は、地面と平行に横方向に屋根材を葺いた屋根です。
1000年以上昔から用いられている工法であり、その長い歴史の中で何種類ものの横葺き屋根が誕生してきました。

何種類ものの横葺き屋根が誕生した理由は、デザインを柔軟に変えられるという横葺き屋根のメリットにあります。
屋根材1段分の大きさを変えたり、配置や色を工夫したりすることで、屋根の種類に捉われず自分好みのデザインにできます。
例えば、横葺き屋根の1種である「一文字葺き」は、規則性がありながらも遊びも感じられる千鳥配置です。
これに複数色の屋根材を用いると、テラコッタ調にもできますね。

一方で、横葺き屋根には雨漏りリスクが高いというデメリットがあります。
屋根材を平行に段を分けて葺いていく横葺き屋根は、段と段の間は分離した状態であり、必ず隙間が存在します。
その隙間があるため、他の工法よりも横葺き屋根は水が浸入するリスクが高いのです。

横葺き屋根の雨漏りのリスクを低くするためには、屋根の勾配を高くしなければなりません。
屋根に雨ができるだけ溜まらないように、横葺き屋根では3寸5分以上の勾配と定められています。
そのため、勾配を急にすればするほど屋根面積が大きくなり、新築の際も屋根塗装の際も費用が高くなってしまうというデメリットも持ち合わせているのです。

□横葺き屋根にトタンは注意!

雨漏りのリスクが高い横葺き屋根は、素材に気を付けたいところです。

横葺き屋根におすすめの素材は、ガルバリウム鋼板です。
耐久性が高く、屋根に水が溜まってもすぐに腐食することはありません。
また遮熱・断熱性能を持ち合わせており、雨音が小さく聞こえる遮音効果もあります。

一方で、横葺き屋根に避けたい素材が、トタンです。
トタンは低コストで手に入ることや、サビに強いというメリットがあります。

しかし、耐久性はガルバリウム鋼板よりも圧倒的に低く、表面に傷ができるとサビにも弱くなってしまいます。
そのため、雨漏りリスクが高い横葺き屋根には向いていない素材の1つとされているのです。

□まとめ

今回は、横葺き屋根の特徴とおすすめの素材について解説しました。
長い歴史を持つ横葺き屋根は、選ばれる理由がある一方で、雨漏りのリスクを回避するような工夫をする必要もあります。
横葺き屋根で自由なデザイン性とともに機能性も追求した屋根にしてみてはいかがでしょうか。
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