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外壁の重ね張り工法とは?メリット・デメリットもご紹介!
2023-07-03
家を建ててから何十年間の思い出の中には、やはり家とともに思い出されるものもあるのではないでしょうか。
ただ、長い年月を暮らしていくためには、耐久性を保つ必要があります。
リフォームをする際に、外壁を壊したくない方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は外壁の重ね張り工法について解説します。
外壁工事で重ね張り工法を検討されている方は必見です。

□外壁の重ね張り工法と張り替え工法の違い

外壁の重ね張り工法は、新しい外壁材をもともとの外壁材の上から張る工法です。

他の工法には、張り替え工法があります。
張り替え工法は、すでにある外壁材を解体・撤去して新しい外壁材に張り替える工法です。
つまり、2つの工法の違いは、既存の外壁材を残すか撤去するかにあります。

□外壁の重ね張り工法のメリット・デメリット

2つの工法の違いは、既存の外壁材を残すか撤去するかでした。
しかし、この違いは2つの工法のメリット・デメリットの違いにもつながるのです。
ここでは、重ね張り工法のメリット・デメリットについて解説します。

*外壁の重ね張り工法のメリット

外壁の重ね張り工法は、張り替え工法よりも費用と工期を抑えられます。
なぜなら、すでにある外壁材の上に新しい外壁材を張るため、外壁材の解体や処分、撤去にかかる手間や費用が発生しないからです。

また、断熱性や防音性も向上します。
外壁の重ね張り工法は外壁材が重ねられているため、暖かい空気や冷たい空気などを遮断し、外の騒音も室内に伝わりにくくなります。
そのため、快適な生活環境を作れます。

*外壁の重ね張り工法のデメリット

重ね張り工法では、耐震性が低下してしまいます。
軽量な建物ほど地震のときに揺れにくくなりますが、重ね張り工法では外壁材が増えて重くなってしまいます。
そのため、地震のときに揺れやすくなるのです。
外壁の重ね張り工法を採用する場合は、軽量な外壁材を選ぶことをおすすめします。

また、カビや腐食につながる内部結露が発生する場合があります。
結露が壁の中で発生するのは、すでにある外壁材と壁の間の空気に温度差が生じるからです。
結露を防ぐためには、胴縁という部材を用いて空気の通り道を作らなければなりません。

□まとめ

今回は、外壁の重ね張り工法について解説しました。
外壁工事で重ね張り工法を採用すると、断熱性や防音性が高まるだけではなく、費用の削減や工期の短縮にもつながります。
当社でも外壁・屋根工事を承っておりますので、外壁工事をご検討中の方はお気軽にご相談ください。


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