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サッシからの雨漏り原因を徹底解説!住宅の構造や劣化から見つける解決策
2024-08-23
築年数が経つにつれて、住まいのあちこちで不具合が見られるようになってきました。
その中でも、特に厄介なのがサッシからの雨漏りです。
「雨漏りなんて、大したことないだろう」と安易に考えている方もいるかもしれません。
しかし、放置すればするほど深刻な事態に発展する可能性も。

今回は、サッシからの雨漏りの原因を徹底的に解説し、雨漏り被害を最小限に抑えるための応急処置も併せてご紹介します。

□サッシからの雨漏りの原因を徹底解説

1:コーキングの劣化

コーキングとは、サッシと壁の隙間を埋めるために使用されるゴム状のシーリング材のこと
です。
コーキングは、紫外線や雨風による経年劣化によって硬化し、ひび割れが生じることがあります。

ひび割れが生じると、コーキング本来の防水効果が失われ、雨水が侵入しやすくなってしまいます。

2:外壁のひび割れ

外壁のひび割れも、サッシからの雨漏りの原因となりえます。
特に、近年主流となっている窯業系サイディングボードは、経年劣化によってひび割れが発生しやすい素材です。

外壁のひび割れから雨水が侵入し、サッシ周りのコーキングにまで到達してしまうと、雨漏りに繋がります。

3:窓上部の屋根の破損

窓上部の屋根は、雨水からサッシを守る重要な役割を担っています。
しかし、経年劣化や強風などによって屋根に破損が生じると、雨水がサッシに直接降り注ぎ、雨漏りの原因となります。

4:換気扇や配管からの雨水侵入

換気扇や配管は、外気とつながっているため、雨水が侵入する可能性があります。
特に、台風などの強風時には、雨水が吹き込まれやすくなり、サッシからの雨漏りに見間違えやすいです。

5:引き違い窓の隙間からの浸水

引き違い窓は、2枚の窓をスライドさせて開閉するタイプの窓です。
窓の隙間は、スムーズな開閉のために必要な設計ですが、強風時にはこの隙間から雨水が侵入することがあります。

6:施工不良

サッシの施工不良も、雨漏りの原因となります。
例えば、防水シートの貼り忘れや、コーキングの施工不良などが挙げられます。

新築時からサッシからの雨漏りが発生する場合は、施工不良を疑ってみる必要があるでしょ
う。

□雨漏り被害を最小限に抑える応急処置

1:雑巾や吸水シートの活用

サッシから水が染み出してくる場合は、雑巾や新聞紙、吸水シートなどを使い、こまめに水気を拭き取るようにしましょう。
特に、木製の窓枠や床に水が染み込むと、変形や腐食の原因となるため注意が必要です。

2:カーテンや家具の移動

雨漏りによって濡れてしまう可能性のあるカーテンや家具は、安全な場所に移動させましょう。
特に、電気器具などは、感電の危険性があるため、注意が必要です。

3:網戸や雨戸の活用

雨の当たり方によっては、網戸や雨戸を閉めることで、雨漏りの被害を軽減できる場合があります。
状況に応じて、試してみるのも有効です。

4:専門業者への相談

応急処置をしても雨漏りが止まらない場合は、専門業者に相談しましょう。
専門業者は、原因を特定し、適切な修理方法を提案してくれます。

□まとめ

今回は、サッシからの雨漏りの原因と応急処置について解説しました。
サッシからの雨漏りは、放置すると深刻な被害に繋がる可能性があるため、早期に対処する
ことが重要です。
原因を特定し、適切な対策を行うことで、快適な住まいを取り戻せるでしょう。
もし、雨漏りが発生したら、今回の記事を参考にして、適切な対処をしてください。

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