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瓦の雨漏りの原因と応急処置を紹介!
2024-07-29
築年数の古い家に住んでいると、雨漏りの心配はつきものです。
「最近、雨漏りが気になるけど、どこから漏れているのかわからない…」
「修理費用もどれくらいかかるのか不安…」
そんな悩みをお持ちの方へ、この記事では、瓦屋根の雨漏り原因から応急処置、修理費用、そして予防策まで詳しく解説していきます。
□瓦屋根の雨漏り原因とは?
1:瓦のズレ・割れ・浮き
瓦は長年風雨にさらされるため、ズレや割れ、浮きなどが発生することがあります。
特に、台風や地震などの強い風や揺れによって、瓦がズレたり、割れたりすることがあります。
瓦がズレたり、割れたりした部分から雨水が侵入し、雨漏りの原因となります。
2:棟瓦の歪み・漆喰の剥がれ
瓦屋根の棟部分には、瓦と瓦を固定するために漆喰が詰められています。
この漆喰が劣化すると、雨水が侵入しやすくなり、雨漏りの原因となります。
また、漆喰が剥がれることで、棟瓦が歪んでしまい、さらに雨漏りが悪化することもあります。
3:谷板金の劣化
瓦屋根の谷部分には、雨水を排水するための板金が取り付けられています。
この板金が劣化すると、錆びが発生し、穴が開いてしまうことがあります。
板金に穴が開くと、雨水が直接屋内に侵入し、雨漏りの原因となります。
4:雨樋の劣化
雨樋は、屋根に降った雨水を排水する重要な役割を担っています。
雨樋が詰まったり、破損したりすると、雨水が排水できなくなり、雨漏りの原因となります。
5:防水シートの劣化
瓦屋根の下には、防水シートが敷かれています。
防水シートは、雨水が瓦の隙間から侵入するのを防ぐ役割をしています。
しかし、防水シートも経年劣化によって、破れたり、穴が開いたりすることがあります。
防水シートが劣化すると、雨水が侵入しやすくなり、雨漏りの原因となります。
6:葺き土の流出
土葺き工法で施工された瓦屋根の場合、葺き土が流出することで、雨漏りが発生することがあります。
葺き土が流出すると、防水機能が低下し、雨水が侵入しやすくなります。
□雨漏り発生時の応急処置!状況別の対処法をご紹介
1:雨漏り箇所の特定
雨漏りしている箇所を特定するには、まず室内で雨漏りの状況を確認します。
天井から水滴が落ちてくる場合、その水滴が落ちている場所の真上の屋根が雨漏りしている可能性が高いです。
また、壁や床が濡れている場合も、その濡れている場所の真上の屋根が雨漏りしている可能性があります。
2:天井からの雨漏り
天井から雨漏りしている場合は、床が濡れるのを防ぐために、バケツやポリバケツなどを置いて雨水をキャッチします。
また、新聞紙やレジャーシートなどを敷いて、床が濡れないように保護します。
3:壁からの雨漏り
壁から雨漏りしている場合は、濡れている部分にタオルや雑巾などを当てて、雨水を吸い取ります。
また、壁に穴が開いている場合は、ビニールテープなどで応急的に塞ぎます。
4:屋根裏へのアクセス可能な場合
屋根裏部屋にアクセスできる場合は、屋根裏から雨漏り箇所を確認することができます。
屋根裏から雨漏り箇所を確認したら、ブルーシートやビニールシートなどを利用して、雨漏りを止めるようにします。
5:専門業者への依頼
応急処置を行っても雨漏りが止まらない場合は、専門業者に修理を依頼しましょう。
専門業者に依頼する場合は、事前に見積もりを依頼し、費用を確認することが大切です。
□まとめ
この記事では、瓦屋根の雨漏り原因と応急処置について解説しました。
雨漏りは、放置すると住宅の構造や建材を傷めてしまい、深刻な被害につながる可能性があります。
そのため、雨漏りが発生したら、早急に原因を特定し、適切な処置を行うことが大切です。
また、雨漏りを予防するためには、定期的な屋根の点検やメンテナンスを行うことが重要です。
屋根の点検は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
専門業者に依頼することで、雨漏りの原因を早期に発見し、適切な処置を行うことができます。
大切な住まいを守るため、定期的な屋根の点検を心がけましょう。