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緩勾配の屋根についてご紹介!
2024-06-21
緩勾配の屋根についてご紹介!
快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、緩勾配の屋根について知りたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、緩勾配の屋根の特徴について、また屋根に必要な勾配についてご紹介します。

□緩勾配の屋根について

緩やかな勾配を持つ屋根、通称緩勾配屋根には特有の特徴があります。
これらの屋根は、0.5寸から2.5寸(約2.8度から14.0度)の勾配を持ち、そのなだらかな傾斜が特徴です。
主に現代的な建物や商業施設において好んで採用されています。

利点として、緩勾配屋根は施工が容易でコストを抑えられます。
屋根の面積が小さく、材料費が少ないため、工事費用も削減できます。
また、風の影響を受けにくいため、強風時でも安定性があります。

一方で、水はけの悪さが緩勾配屋根の欠点です。
雨水の排水が不十分になりやすく、それによって屋根材の劣化や雨漏りのリスクが高まります。
また、屋根の勾配が緩やかなため、外観に目立たず、建物の特徴が十分に表れないこともあります。
更に、屋根裏空間が狭くなるため、収納スペースや断熱材の設置に制約が生じる可能性があります。

これらの特性を踏まえ、建物のデザインや機能要件に応じて、適切な勾配の屋根を選択することが重要です。
また、地域の気候条件や屋根材の種類も考慮に入れながら、最適な屋根勾配を設計することが必要です。

□必要な勾配について

雪対策には、屋根の勾配が重要です。
落雪を促す「自然落雪式屋根」では、屋根の急な勾配が必要とされます。
実際には、勾配が3/10以上必要とされます。

地域の降雪量に応じて、適した屋根仕様が考えられています。
北海道などの降雪が多い地域では、無落雪屋根も使用されます。
また、降雪のある地域では、雪止めを設置して、落雪事故を防止しています。

各屋根材には、設置に必要な最低勾配が定められています。
金属屋根や瓦屋根、樹脂繊維セメントなど、屋根材の種類や形状によって異なります。
これらの勾配を守らないと、雨漏りなどの問題が生じ、屋根材メーカーの保証が受けられなくなります。

また、屋根材の下に使用する防水シートも、一般的には一定の勾配が必要です。
したがって、屋根の勾配は設計段階から慎重に考慮されるべきです。

□まとめ

緩勾配の屋根は、0.5寸から2.5寸(約2.8度から14.0度)の勾配を持ち、そのなだらかな傾斜が特徴です。
屋根の勾配は設計段階から慎重に考慮しましょう。
本記事が緩勾配の屋根について理解を深める参考になれば幸いです。
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