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陸屋根の雨漏りの原因とメンテンナンス方法についてご紹介!
2024-04-28
快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、陸屋根の雨漏りが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、陸屋根の雨漏りの原因と陸屋根の雨漏りのメンテナンス方法についてご紹介します。
□陸屋根の雨漏りの原因
陸屋根は、その屋根がほとんど勾配を持たず、平らな特徴を持つ建築構造です。
通常、住宅の屋根は勾配がついており、斜めに傾いていますが、陸屋根はビルなどで見られるように屋根が平らな構造が特徴的です。
都心部や庭造りが難しい場所では、陸屋根が採用されており、その平らな屋上スペースが利用されています。
また、そのスタイリッシュな外観から、おしゃれな建物にも頻繁に使用されています。
ただし、陸屋根は勾配がないため、雨水の流れが制限され、雨漏りしやすいという課題があります。
排水溝は存在するものの、通常の勾配のある屋根と比べて水はけが悪く、定期的なメンテナンスが必要です。
以下は、陸屋根での雨漏りの主な原因とその対策についての情報です。
1:排水口の詰まり
陸屋根の排水口に落ち葉やゴミが詰まると、雨水がスムーズに流れず、雨漏りの原因になります。
定期的な清掃が必要です。
2:防水性能の低い素材の使用
陸屋根の防水性能が低い素材や塗料を使用すると、雨水が浸入して雨漏りの原因となります。
高品質な防水材料の選定が重要です。
3:経年劣化
陸屋根は勾配が少ないため湿った状態が続きやすく、紫外線や太陽熱に晒されることで劣化が進みます。
床や防水シートのひび割れに注意し、定期的なメンテナンスが必要です。
4:パラペットの劣化
陸屋根のパラペットは劣化しやすい部分であり、特に笠木が浮いてしまうと雨水の侵入が起こりやすくなります。
風雨に強い構造を保つために、パラペットの点検が必要です。
5:屋根の破損
屋根や雨どいの破損も雨漏りの原因となります。
災害や外部からの衝撃で屋根が傷つく可能性があるため、定期的な点検と早期の補修が重要です。
□陸屋根の雨漏りのメンテンナンス方法
陸屋根の適切なメンテナンスは、屋上の防水性を確保し、雨漏りや劣化を防ぐために重要です。
以下は、陸屋根のメンテナンス方法のいくつかです。
1:排水溝の清掃
定期的な排水溝の清掃は必須です。
落ち葉やほこりが溜まりやすいため、内部が詰まると雨水がスムーズに流れなくなります。
必要に応じて業者に依頼して内部のゴミを取り除くこともおすすめです。
清掃を怠ると、水が溜まって防水層を劣化させる可能性がありますので、1年以上放置せずに行いましょう。
2:5年ごとのトップコート塗り替え
ウレタン塗装で屋上防水を行った場合は、トップコートを5年ごとに塗り替えることが必要です。
これにより、防水層の寿命を延ばし、効果的な防水機能を維持できます。
トップコートの塗り替えを怠ると、塗膜の劣化が進み、防水性が低下します。
ウレタン防水工事を行った場合は、塗膜の状態をこまめに確認し、定期的なメンテナンスを心掛けましょう。
3:屋上の勾配の確認
屋上には、雨水が排水口に向かって効果的に流れるように勾配がついています。
勾配が正しくないと水たまりが発生し、雨漏りの原因となります。
水たまりが見られた場合は、屋上の施工業者に連絡して勾配の調整を行い、雨漏りの発生を防ぎましょう。
□まとめ
陸屋根は、その屋根がほとんど勾配を持たず、平らな特徴を持つ建築構造です。
排水溝は存在するものの、通常の勾配のある屋根と比べて水はけが悪く、定期的なメンテナンスが必要です。
本記事で紹介したメンテナンス手順を定期的に実施することで、陸屋根の耐久性を確保し、建物全体の保全を促進できます。