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金属屋根の種類とトタン屋根のメリットとデメリットをご紹介!
2024-02-25
快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、金属屋根を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
金属屋根にもたくさんの種類があり、特徴も異なります。
本記事では、金属屋根の種類とトタン屋根のメリットとデメリットについてご紹介します。

□金属屋根の種類

1:トタン屋根

トタン屋根は、亜鉛メッキが施された薄い鋼板で構成される屋根材です。
継目が少ないため雨漏りに強力ですが、サビやすさが課題で、腐食が進むと雨漏りの原因となります。

2:ステンレス屋根

ステンレス屋根は、鉄を主成分とし、クロムやニッケルなどの合金を含む屋根材です。
その名の通り、ステンレスは錆びにくい特性を持ちます。
耐久性、耐食性、強度に優れていますが、価格が高いのが難点です。

3:ガルバリウム屋根

ガルバリウム屋根は、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板で構成されます。
高い耐久性と耐食性を持ち、厳しい環境下でも耐えられますが、非常に薄い金属板でできているため、衝撃には弱く、へこみやすい性質があります。

4:チタン屋根

チタン屋根は、耐食性、軽量さ、強度に優れ、屋根材の中で最も高い耐久性を誇ります。
ただし、加工が難しく高価なため、一般的な使用は限られています。

5:銅板屋根

銅板屋根は、神社、仏閣、和風住宅などで利用される屋根材です。
銅の柔らかい性質から加工が容易で、緑青と呼ばれる銅の錆びが緑色に変色していく特徴があります。
緑青は銅内部の腐食を防ぎ、耐久性を向上させますが、変色途中はまだらな色になるといった見た目が安定しない期間があります。
また、施工には高い技術力が必要です。

□トタン屋根のメリットとデメリット

*トタン屋根のメリット

1:凍害に強い

金属屋根は凍害の影響が少なく、特に寒冷地域では瓦やスレート屋根よりもトタン屋根が一般的です。

2:コストが手頃

価格は新築時における屋根材のおおよその平方メートル単価で計算されます。

*トタン屋根のデメリット

1:季節による温度の影響

トタン屋根は断熱性能が低いため、夏は暑く、冬は寒くなります。
遮熱シートの使用が一般的ですが、他の高性能な金属屋根に比べて効果が限定的です。

2:雨音が響く

雨が降るときに発生する雨音が比較的うるさいという特徴があります。

3:耐風性が劣る

トタン屋根の多くは瓦棒の屋根構造で、芯木にトタンを鉄釘で留める形式です。
経年劣化により木や釘が腐食し、トタンの固定力が低下します。

30年以上経過したトタン屋根は内部まで腐食が進行し、強風が吹くと屋根が飛ばされる危険性があります。

□まとめ

金属屋根には、トタン屋根、ステンレス屋根、ガルバリウム屋根、チタン屋根、銅板屋根があります。
トタン屋根を検討する場合は、メリットとデメリットを把握することが大切です。
本記事がトタン屋根のメリットとデメリットについて理解を深める参考になれば幸いです。
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