外壁ガルバリウム鋼板への張り替えってどうなの？そのメリットとデメリットをご紹介

外壁のリフォーム、特にガルバリウム鋼板への張り替えを検討中の方は多いのではないでしょうか。
ガルバリウム鋼板の外壁には、魅力的なメリットが多数存在しますが、一方で注意すべきポイントもあります。
この記事では、その両面をご紹介し、後悔なきリフォームをサポートします。

□外壁をガルバリウム鋼板に張り替えるメリットとは？

1:サビに強い

ガルバリウム鋼板は、サビに強い性質を持っています。
多くの金属材料は、時間とともに他の材質よりも早くサビが発生してしまうイメージがありますが、ガルバリウムはその例外です。
通常、20年から30年はサビなしで保つとされています。

ただし、サビとは無縁、とはいえず、表面の傷や沿岸地域のような特定の環境ではサビのリスクが増します。
そのため、定期的な点検と水洗いのようなケアが重要です。

2:耐用年数が長い

ガルバリウム鋼板の魅力の一つに、その長い耐用年数があります。
一般的に20~30年は持続するとされており、適切なメンテナンスを施せば50年以上の耐久性も期待できます。
定期的な塗装やメンテナンスを念頭に置けば、長期に渡って美しい外壁を保てるのです。

3:耐震性に優れている

軽量でありながら強度が高いこともガルバリウム鋼板の特徴です。
外壁材としては、1平方メートルあたり約5kgと非常に軽量で、これはタイルやモルタルに比べると大幅に軽量です。
そのため、家全体の耐震性を向上させられます。

4:デザインの豊富さ

最近のガルバリウム鋼板は、デザイン性においても大きな進化を遂げています。
和風からレンガ調まで、多種多様なデザインが選べるようになっています。
これにより、自分の好みや建物のスタイルに合わせた外壁を選べますよ。

□ガルバリウム鋼板のデメリットをご紹介！

＊塩害に弱い可能性

ガルバリウム鋼板は基本的にサビに強いですが、沿岸地域のような塩害が発生しやすい地域では、白サビのリスクが高まります。
これは平均耐用年数が短くなる要因となり、特に沿岸地域では注意が必要です。

＊傷がつきやすい

素材が薄いため、施工時の扱いには細心の注意が必要です。
傷がつくとそこからサビが発生する可能性があり、これは外観だけでなく耐久性にも影響を及ぼします。

＊断熱・湿気対策が重要

ガルバリウム鋼板は断熱性に乏しいため、断熱材との併用が推奨されます。
また、湿気や結露が生じやすいため、これらに対する対策も重要となります。

適切な施工とメンテナンスにより、これらのデメリットを最小限に抑えられるでしょう。

□まとめ

ガルバリウム鋼板は、サビに強く、耐用年数が長く、耐震性に優れ、デザインの選択肢が豊富という大きなメリットがあります。
一方で、塩害に弱いことや傷の発生、断熱性の低さなどのデメリットも理解する必要があります。
これらを踏まえて、最適な外壁リフォームを計画しましょう。