屋根の工事を依頼したい！具体的な流れをご紹介！

屋根の劣化による雨漏りの際には、業者に屋根工事を依頼するケースが多いものです。
費用も高い分、しっかりとした工程を踏まえた屋根工事が実施されているか、不安になる方も多いかもしれません。
そこで今回は、屋根工事の具体的な流れと工事業者選定のポイントについてご紹介します。

□屋根工事の流れ

・足場の取り付け
屋根での作業は危険であるため、足場の設置作業が必要です。
屋根の勾配が急である場合には、追加で屋根の周辺部分にも足場が設置されます。

・解体作業
板金や屋根材、ルーフィングなどを解体します。
素地である野地板（のじいた）が露出しますが、野地板の劣化状況によっては、補修が行われるのです。

・ルーフィングの設置
屋根材の下に設置され、防水性に富んだ部材を「ルーフィング」と呼びます。
雨漏りを防止する上で非常に重要な工程であるため、劣化が進んでいるのであれば交換が必要です。

・屋根材の設置
スレートや瓦、金属屋根などの屋根材を新たに設置します。
建物の耐震性を改善させるために、交換前の屋根材よりも軽い屋根材を選択することがポイントです。

・板金の設置
防水の役割を持つ屋根板金を設置する作業です。
特に棟板金の場合は、老朽化によって風に飛ばされる危険性が高いため、工事業者にしっかりと確認してもらいましょう。

・足場の撤去
工事後の屋根の状態を入念に確認した上で、工事用の足場を撤去します。
撤去後は細かな調整もできなくなるため、注意が必要です。

□工事業者の選び方

屋根工事の工程を全て確認することは、依頼する側にとっても負担です。
そのため、しっかりとした屋根工事を実施してくれる工事業者を選択する必要があります。
適切な工事業者を選ぶポイントは、以下の2点です。

＊細かい見積もりを出してくれる

屋根の工事について、詳細な工事費用の見積もりを提示する工事業者を選びましょう。
工事の工程はもちろん、建材の名称や単価の記載有無も確認します。
細かい部分の見積もりを提示されない工事業者の場合、何かしらの工事費用を過分に請求されるリスクが高まります。

＊工事前診断と報告がある

屋根工事前の診断と屋根の状況報告を行う工事業者であることを確認しましょう。
実際に出向いて屋根の状態を調査し、現状について適切な説明が提示されることで、依頼する側にとっても不安が解消されるのです。

当社は、屋根工事前の無料診断サービスを展開し、診断後には詳細な現状報告を行います。
また、診断結果に基づいた詳細なお見積もりを提示しております。
屋根工事について検討を進めている方は、ぜひお問い合わせください。

□まとめ

今回は、屋根工事の具体的な流れと、工事業者を選択する際のポイントについてご紹介しました。
それぞれの工程において、ルーフィングや屋根材などの劣化状況に注意を払う必要があります。
工事業者との密なコミュニケーションを取り、理想的な仕上がりを目指しましょう。