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屋根の棟とは?役割や種類、よくあるトラブルをご紹介します!
2023-03-16
「むね」という言葉を聞くと何を思い浮かべるでしょう。
体の「胸」、話の内容である「旨」など様々ありますが、今回の「むね」は全く別の話です。
みなさんは屋根の部位に「棟」というパーツがあるのをご存じでしょうか。
みなさんの暮らしを守る屋根の中でもとても大切な部分であることを知ってもらうべく、本記事では屋根の棟についてご紹介します。

□屋根の棟とは?

棟とは、屋根面の角の接合部を覆い屋根材を固定している部分です。
屋根のパーツの1つで、雨水を侵入させないため侵入口を塞ぐ大役を果たしています。

屋根同士が接している場所は複数箇所ありますが、それぞれに名前がついています。
頂点にあるのが「大棟(おおむね)」、四隅の対角線沿いに伸びているのが「下り棟(くだりむね)」です。

また素材によっても棟の呼称が変わり、スレート屋根のような金属素材の場合は金属の板金を用いて「棟板金」と呼びます。
一方、瓦屋根の棟は瓦を使用するので「棟瓦」と言います。

棟は、雨風にさらされても耐えるように造られている屋根の中では少し強度が弱く、経年劣化と強い雨風のように要因が重なると剥がれたり変形したりします。

□屋根の棟のよくあるトラブル

そんな屋根の棟によく見られるトラブルを以下にまとめました。
原因は様々ですが、いくつか原因を知っておくことで万一のトラブルに備えられます。

*破損

屋根材とは別パーツの棟は、屋根材よりも風の影響を受けやすくなっています。
台風の時期には暴風により棟が剥がれる被害が相次ぎます。
このような明らかな破損ではなくても、風や経年劣化による変形も屋根の腐食を進めてしまうので、早めの修理が必要です。

*雨漏り

棟板金は金属の中でも耐久性に優れている「ガルバリウム鋼板」で作られています。
しかし金属であることに変わりはなく、長い間雨風にさらされていると錆が発生します。
錆びついた金属が腐食すると穴が開き、それが原因で雨漏りが発生するのです。

*釘の緩み

屋根材と棟は釘で打って固定されます。
この釘がないと棟が飛ばされたり落下したりするので非常に大切な存在なのですが、経年劣化により釘が抜け落ちることがあります。
この場合は棟に異常が見られないうちに釘を打ち直す処置を施さなければいけません。

□まとめ

屋根同士を固定し雨水から住宅を守る棟、その存在の大切さをご理解いただけたでしょうか。
近年台風や大雨による被害が多くなってきている中、棟が破損したというトラブルもよく耳にします。
劣化がひどくなるとさらにトラブルは発生しやすくなります。
少しでも被害や修理の手間・費用を抑えるためにも、普段からの点検が大切なのです。

屋根の修理や点検をご検討中の方は、お気軽に当社までお問い合わせください。
株式会社 住創
〒514-0815
三重県津市藤方2610-4
TEL.059-271-9125
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