本文へ移動

新着情報とお知らせ

新着情報とお知らせ

瓦屋根に使われる漆喰の寿命は?補修すべき劣化症状をご紹介します!
2023-03-12
家を建ててから期間が経つと心配なのは、家の外側部分の劣化です。
しかし瓦屋根を採用している家では、瓦が耐久性に優れているからと点検をおろそかにしていませんか。
実は、瓦屋根自体のメンテナンスが必要なくても、漆喰という部分は定期的にメンテナンスする必要があるのです。
今回は、漆喰の寿命の目安や劣化症状と対処法についてご紹介します。

□瓦屋根に使われる漆喰の寿命は何年が目安?

漆喰の寿命はおよそ15年〜20年と言われています。

そもそも、漆喰という言葉に聞きなじみのない方も多いでしょう。
漆喰は屋根の頂点にある棟瓦の隙間を埋める白い材料で、雨風や動物の侵入を防ぐ役割を果たしています。

この漆喰が劣化して寿命を迎えると、瓦の内部で瓦を支えている葺き土という土があふれ出てしまいます。
瓦自体もズレが生じて屋根の劣化を促進する原因になり、最終的には雨漏りの直接の原因になる可能性もあります。

漆喰の寿命を知って定期的にメンテナンスすることで、屋根自体の耐久性、ひいては家全体の安全を守れるのです。

□漆喰の劣化症状と対処法

*ひび割れ

劣化症状の初期段階として見られるのがひび割れです。
生じたひびから雨水や風が侵入し、屋根板や葺き土も立て続けに劣化させてしまいます。
軽いひび割れは、新しい漆喰を詰める漆喰の詰めなおしの工事によって対処できます。

*欠損

ヒビから入った雨水や風により漆喰が剥がれ落ちてしまい、一部欠けている状態です。
欠損が見られる瓦は漆喰による固定を失っているので、安定性がなく歪みやすくなります。
歪みやズレは屋根の強度を著しく低下させるので、早めに点検を依頼しましょう。
全体的な歪みがひどい場合は、棟瓦の修復作業が必要です。

*雨漏り

漆喰が全体的に劣化し、瓦がズレたり欠けたりした場合には、雨漏りを引き起こす可能性が高まります。
雨漏りは屋根板や天井、最悪屋内の床まで腐食させシミをつくるので、その分修理費が非常にかさむでしょう。
さらに屋根全体の劣化がひどい場合は、屋根の葺き直し工事も必要になってきます。
全体的に費用が高くなりがちなので、日ごろから屋根を点検してもらうようにしてください。

□まとめ

耐久性に優れた瓦屋根ですが、棟瓦の隙間埋め・接着に使われている漆喰はきちんとメンテナンスしなければ劣化します。
一般的には15年〜20年が寿命の目安ですが、定期的に点検してトラブルを早く発見しなければあとあと問題が大きくなってしまいます。
ヒビ、欠損などの劣化症状を気にかけておきましょう。
屋根の点検や雨漏りトラブルのご相談は、お気軽に当社までご相談ください。
株式会社 住創
〒514-0815
三重県津市藤方2610-4
TEL.059-271-9125
FAX.059-271-9119
1.瓦工事
2.防水工事
3.樋工事
4.壁工事
5.大工工事
6.板金工事
7.太陽光パネル設置
TOPへ戻る