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屋根の縁切りは不要?必要な場合も?知っておきたい3つのポイント
2024-10-13
屋根の縁切りは、屋根材の種類、勾配、塗装方法によって必要かどうか異なります。

□屋根の縁切りとは?

屋根の縁切りとは、スレート屋根を塗装する際に、塗膜が重なり部分に溜まって雨漏りの原
因となるのを防ぐために、塗膜を切る作業のことです。
スレート屋根は、セメントを薄い板状に成形した瓦で、重なり部分の隙間がごくわずかです

そのため、塗装によって隙間が埋まってしまうと、雨水が排水されずに溜まり、雨漏りの原
因となります。
縁切りをすることで、塗膜が重なり部分に溜まるのを防ぎ、雨漏りを防止することができま
す。

1: 縁切りが必要な理由

屋根の縁切りは、次のような理由で行う必要があります。
・ 雨漏り防止
スレート屋根の重なり部分は、雨水が流れ込む可能性のある箇所です。
塗装によって隙間が埋まってしまうと、雨水が排水されずに溜まり、雨漏りの原因となりま
す。

・ 内部結露防止
屋根の隙間が塞がれることで、内部結露が発生する原因となります。
内部結露は、木材や断熱材を腐らせる原因となり、建物の劣化につながります。

2: 縁切りは必ずしも必要ではない

縁切りは、必ずしも必要ではありません。
屋根の素材、勾配、塗装方法によって、縁切りが必要かどうかは異なります。

□屋根縁切りは不要?3つのポイントで判断

屋根の縁切りが必要かどうかを判断するために、以下の3つのポイントを確認しましょう。

1: 屋根の素材

縁切りが必要なのは、スレート屋根の場合です。
スレート屋根は、セメントを薄い板状に成形した瓦で、重なり部分の隙間がごくわずかです

セメント瓦、日本瓦、モニエル瓦、トタン屋根、ガルバリウム鋼鈑(縦葺き)などの屋根材
は、基本的に縁切りの必要はありません。

2: 屋根の勾配

屋根の勾配が緩やかな場合は、縁切りが必要になる可能性が高くなります。
勾配が緩やかなと、雨水が流れにくくなり、重なり部分に溜まりやすくなります。

勾配が急な場合は、雨水が流れやすく、縁切りは不要な場合があります。

3: 塗装方法

塗装方法によっては、縁切りが必要となる場合があります。
例えば、厚塗り塗装をする場合は、縁切りが必要となります。
薄塗り塗装をする場合は、縁切りは不要な場合があります。
屋根の縁切りが必要かどうかは、屋根の素材、勾配、塗装方法などを総合的に判断する必要
があります。

□まとめ

この記事では、屋根の縁切りが必要かどうかを判断するための3つのポイントを解説しまし
た。
屋根の縁切りは、必ずしも必要ではありません。
屋根の素材、勾配、塗装方法などを総合的に判断することで、適切な判断をすることができ
ます。
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〒514-0815
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