本文へ移動

新着情報とお知らせ

新着情報とお知らせ

屋根の漆喰の補修についてご紹介します!
2024-05-25
屋根の漆喰の補修についてご紹介します!
快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、屋根の漆喰を補修したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、屋根の漆喰の劣化症状について、また屋根の漆喰の補修方法についてご紹介します。

□屋根の漆喰の劣化症状

屋根の漆喰は時間の経過とともに劣化します。

地上からでもチェックできる代表的な劣化症状を紹介しますが、屋根に上がることは危険ですので、点検してもらいましょう。

1.漆喰の欠けやヒビ割れ

漆喰は施工後、数か月かけて乾燥します。
風雨の影響で乾燥や湿潤が繰り返され、欠けやヒビ割れが生じることがあります。
ただし、これらの症状は大きな問題を引き起こすことはありません。

2.漆喰の変色やコケの発生

経年劣化により漆喰が黒ずんだり、コケが生えたりすることがあります。
これは雨水が浸入している証拠であり、将来的に雨漏りのリスクをもたらす可能性があります。
漆喰の再塗装や、瓦の補修が必要になるかもしれません。

3.漆喰のはがれ

20~30年経過すると、漆喰がはがれ落ちることがあります。
葺き土との隙間ができ、やがて漆喰が剥がれてしまいます。
ただし、これがすぐに雨漏りにつながるわけではありません。
急ぎの対応は必要ありませんが、専門業者に相談しましょう。

軽度の経年劣化の場合、漆喰の再塗装で対処できることがあります。
ただし、築20年以上の古い瓦屋根は、漆喰の再塗装ではなく瓦の補修を検討するべきです。

□屋根の漆喰の補修方法

瓦屋根の漆喰補修工事には、主に「漆喰の詰め直し工事」と「棟取り直し工事」の2つの方法があります。

*漆喰の詰め直し工事

漆喰が一部剥がれている場合や屋根土が流れ出ていない場合に適した補修方法です。

1.既存の漆喰の撤去
古い漆喰を丁寧に取り除きます。

2.漆喰を詰め込む
専用の道具を使って、新しい漆喰を均等に詰め込んでいきます。

3.鬼瓦・取り合い漆喰の施工
鬼瓦や棟の取り合い部分にも漆喰を施工して補修を完了します。

*棟取り直し工事

棟全体が歪んだり沈んだりしている場合に必要な補修方法です。

1.棟瓦と屋根土の撤去
古い瓦と屋根土を撤去し、土台を整えます。

2.漆喰で土台を作る
棟の土台を漆喰で再構築し、熨斗瓦を固定します。

3.棟を積み上げる
熨斗瓦を積み上げて棟を再構築し、耐震性を確保します。

4.冠瓦を設置する
棟の上部に冠瓦を設置し、取り合い漆喰を施工して作業を完了します。

□まとめ

屋根の漆喰の劣化症状としては、漆喰の欠けやヒビ割れ、漆喰の変色やコケの発生が挙げられます。
また、瓦屋根の漆喰補修工事には、主に「漆喰の詰め直し工事」と「棟取り直し工事」の2つの方法があります。
本記事が屋根の漆喰の補修について理解を深める参考になれば幸いです。
株式会社 住創
〒514-0815
三重県津市藤方2610-4
TEL.059-271-9125
FAX.059-271-9119
1.瓦工事
2.防水工事
3.樋工事
4.壁工事
5.大工工事
6.板金工事
7.太陽光パネル設置
TOPへ戻る