外壁塗装の張り替え工事とは？タイミングをご紹介！

快適で暮らしやすい家づくりがしたいとお考えの方の中には、外壁塗装の張り替えを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、外壁塗装の張り替え工事とは何か、また外壁塗装の張り替えのタイミングについてご紹介します。

□外壁塗装の張り替え工事とは

外壁の張り替え工事は、建物の外側に取り付けられた外壁材を撤去し、新しい外壁材に交換する作業を指します。

通常、劣化や傷みが著しい既存の外壁材をすべて取り外し、その後にサイディングやタイルなどの新しい外壁材を建物に取り付けます。
この工事は、建物の外観を一新し、断熱性や耐久性の向上します。
また、建物の雰囲気やデザインを変えるためにも外壁の張り替えが行われます。

近年では、モルタル外壁からサイディング外壁に変更するリフォームとして、外壁の張り替え工事が増加しています。
これは、サイディング外壁が軽量で施工が比較的容易であるからです。

外壁の劣化や雨漏り、シロアリの被害が広範囲にわたる場合、外壁材の張り替えは避けられません。
この際には、外壁材だけでなく、防水紙や下地材、構造材なども同時にメンテナンスされることがあります。
これにより、建物全体の耐久性や機能性の向上が期待されます。

□外壁塗装の張り替えのタイミングは？

外壁の張り替えを検討する際、適切なタイミングを見極めることが重要です。
判断基準は主に「築年数」と「症状」の二つに分けられます。

1:築年数からみる張り替え時期

一般的に、住宅に使用される外壁材の寿命は異なり、早いもので約20年、遅いもので40年が目安です。
平均的には、「築30年を超えたら張り替え時期が迫っている可能性がある」と考えられます。

以下は、外壁材の種類と耐用年数(寿命)の一覧です。

・モルタル：約30年
・窯業系サイディング：20～40年
・金属系サイディング：30～40年
・木質系サイディング：20～30年
・樹脂系サイディング：20～40年
・タイル：40年以上
・ALC：40年以上

張り替え時期を過ぎた外壁を放置すると、家の躯体(骨組み)の劣化や腐食が進み、張り替えよりも複雑で高額な工事が必要になることがあります。

2:劣化症状からみる張り替え時期

築年数に関わらず、外壁に大きなヒビ割れ、剥がれ、反りが見られた場合は、張り替えの検討が必要です。
これらの症状が発生している場合、外壁の下地にまで損傷が及んでいる可能性が高く、張り替え工事が必要です。

□まとめ

外壁張り替えのタイミングは、早くて築20年、遅くとも築40年、外壁にヒビ割れ、剥がれ、反りが見られる場合がおすすめです。
適切なタイミングでの外壁のメンテナンスやリフォームは、建物全体の耐久性を向上させ、将来的なコスト削減につながります。
本記事が外壁塗装の張り替え工事について理解を深める参考になれば幸いです。