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外壁塗装は何年ごと?適切な時期を見極める判断基準
2025-04-24
外壁塗装は、家の寿命を大きく左右する重要なメンテナンスです。
いつ頃行えば良いのか、迷う方も多いのではないでしょうか。
適切な時期を見極めることで、費用を抑え、家の美観と機能性を長く保つことができます。
今回は、外壁塗装の適切な時期を判断するための情報を、築年数、塗料の種類、外壁材の種類、劣化症状といった複数の観点からご紹介します。
早すぎる、遅すぎる外壁塗装のリスクについても解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

□外壁塗装 何年 ごとが適切な時期?複数の判断基準を解説

*築年数から考える外壁塗装の目安

新築から10年程度経過すると、外壁は劣化が始まり、塗装の塗り替えが必要となるケースが増えます。
多くの住宅では、この築10年を目安に外壁塗装の時期を検討する方が多いようです。
しかし、これはあくまで目安であり、実際の塗り替え時期は、使用する塗料の種類や外壁材の種類、建物の環境などによって異なります。
例えば、海に近い地域では塩害の影響を受けやすく、内陸部よりも早く劣化が進む可能性があります。

*塗料の種類と耐用年数による判断

外壁塗装に用いられる塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル制御型、フッ素など様々な種類があり、それぞれ耐用年数が異なります。
アクリル系塗料は5~7年、ウレタン系塗料は8~10年、シリコン系塗料は10~15年、ラジカル制御型塗料は12~15年、フッ素系塗料は15~20年程度が目安です。
前回の塗装で使用した塗料の種類と耐用年数を参考に、塗り替え時期を判断することが重要です。
ただし、これらの耐用年数はあくまでも目安であり、実際の寿命は建物の環境やメンテナンス状況によって変動します。

*外壁材の種類と耐用年数による判断

外壁材の種類によっても、外壁塗装の目安となる年数は異なります。
モルタル、サイディング、タイル、レンガなど、様々な外壁材があり、それぞれの材質や構造によって耐用年数は大きく違います。
窯業系サイディングは紫外線や雨風による劣化を受けやすく、10年~15年程度の塗り替えが必要になることが多いです。
一方、金属系サイディングやタイル、レンガは耐久性が高く、塗り替えの頻度は少なくて済みます。

□外壁塗装のタイミングを見誤るとどうなる?早すぎる・遅すぎるケースのリスク

*早すぎる外壁塗装のリスク

外壁塗装を早すぎると、費用対効果が低くなります。
まだ十分に寿命が残っている外壁を塗装してしまうことは、経済的な損失につながるだけでなく、必要以上に塗膜を厚くしてしまうことで、壁の内部結露を引き起こす可能性もあります。
内部結露は、カビの発生や建物の腐食につながるため、注意が必要です。

*遅すぎる外壁塗装のリスク

外壁塗装を遅すぎると、建物の劣化が進行し、雨漏りやシロアリ被害などの深刻な問題が発生するリスクが高まります。
雨漏りは建物内部の腐食を進め、シロアリ被害は建物の構造そのものを損なう可能性があります。
また、劣化が著しい状態での塗装は、下地処理に多大な費用と時間を要し、結果的に高額な費用がかかる可能性があります。

□まとめ

外壁塗装の適切な時期は、築年数、塗料の種類、外壁材の種類、そして劣化症状など、複数の要素を総合的に判断する必要があります。
10年~15年を目安に定期点検を行い、チョーキング現象、ひび割れ、カビ・コケの発生などの劣化症状を確認することで、最適なタイミングを見極めることが大切です。
早すぎる、遅すぎる判断は、それぞれ経済的な損失や建物の寿命を縮めるリスクを伴います。
専門業者に相談し、建物の状態を的確に診断してもらうことで、適切な時期に外壁塗装を行い、建物の価値と寿命を長く保ちましょう。


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